月末更新ブログも早8回めとなりました。
12月24日 11時53分です。締切は25日、危ない！

このブログには常々原稿を落とさぬようストック記事を用意していますが、流石に年内最後はちゃんと書き下ろさなければ行けない気がしております。

2023年、なんだか振り返ってみると中々骨太でございまして、実写ドラマのタイアップ、ラジオ、パルコで展示イベント、アートイベントCM曲、コラボカフェ、フェス出演、ソシャゲ曲提供、対バンライブ主催、等…

ようやっとるわ、と自分ながらに感心します。さらに言えばようワシなんぞに仕事を頼むわな、と思っております。一つの案件について、やる事が一つとは限りません。曲を提供する他、イラストを描いたり、招待いただいたイベントに顔を出したり、大変ながらとても貴重な体験をさせていただいております。

しかしながら、今年はヴィランズ(楽曲に紐づいたjohnオリジナルのキャラクター)も頑張ってくれた一年だったなと思いました。2019年この世に生み落とされたjohnという名義から着々と現れ、そして各々が独り立ち、時に自由に生きてきたヴィランズ達がなんとパルコで展示イベント！コラボカフェ！ソシャゲタイアップ！自分は各イベントにしっかりと参加出来てはいないのですが、およそ4年の皆様の愛によって身を結んだ結果他なりません。正直自分が褒められるよりも嬉しい。

ヴィラン好きの皆様に関しては来年発売のアルバム「Stupid dog」の限定特典として「ヴィランノート2」が付属しますので是非ご購入ください。

与太話として、ヴィランのデザインの工程をこのブログで少し語らせていただこうと思います。

おおよそ９割のヴィランは曲が先に完成されており、この曲をMVとしてリリースしようと決めたら、まずはその曲を聴き込みます。
そのMVにとって一番効果的な演出(一枚絵かフルアニメーションか、それ以外か)の当たりをつけ、そこから脳内のコンテをイラストとしてアウトプットし始めます。ここが一番時間がかかる。

まずはキャラクターデザイン。大事な要素は3つ。①シルエットを大事に。真っ黒に塗りつぶされても、遠くに配置されても分かりやすく。②可愛い、エロいと思う箇所を恥ずかしがらずに描く。自分の持つエネルギーを絵に込めなければ人には響きません。③色を使いすぎない。白と黒を除き、大体2〜3色程度に収められれば良いかなと思います。

そんな要素を意識しつつ、ラフデザインを起こし、時にはアニメMVの様に枚数が増えるのならアクセサリーを減らしたり、一枚絵なら書き込みを増やしたりして完成させます。ヴィランズは今後も増えるのでしょうか？我ながら楽しみです。